

「MagSafe」を知っていますか?
iPhoneの機能だということは知っていても、自分の持っている機種に搭載されているのか分かっていない方もいるのではないでしょうか。
今回は「MagSafe」とはどういうものなのかについて、ぜひ知っていただくために、MagSafeに対応した便利なアイテムもいくつかご紹介いたします。
「MagSafe」とは

MagSafe(マグセーフ)は Appleが2020年に発売したiPhone 12に初めて搭載した機能で、ワイヤレス充電をスムーズに使うためにマグネットを利用して磁力で機器を設置できます 。iPhone本体の背面にマグネットが内蔵されており、対応した充電器やハンドグリップ、スタンドなどのアクセサリが磁力でピタッと吸い付きます。
この機能を活用すればiPhoneは、さらに使いやすくなり、活躍の幅が広がります。

内蔵microSDカードからの再生が可能
再生機器を持ち運ばなくてもmicroSDを使用すれば音楽を楽しめます。 本体以外のバッテリー消費を抑えたい場合や通信のしにくい場所でも役立ちます。

一日中、音楽を楽しめるロングバッテリー
外でスピーカーを使う上でどれくらい充電が持つかは重要なポイントです。
このスピーカーは約3時間の充電で14時間の長時間再生ができ、待機状態なら約30日間バッテリーが持続するため、長時間の使用でも問題ありません。
しかも、リチウムイオンバッテリーを使用しているため、軽くて持ち運びも楽々。
「MagSafe」のポイント
目次
- ポイント1 マグネット吸着で手軽に行えるワイヤレス充電
- ポイント2 充電だけじゃない、便利なアクセサリが多数
- ポイント3 MagSafe使用時の注意点
- ポイント4 コネクタを傷つけない
- ポイント5 Androidでも使える新規格「Qi2」の登場
ポイント1

マグネット吸着で手軽に行えるワイヤレス充電
ポイント2

充電だけじゃない、便利なアクセサリが多数
ポイント3

MagSafe使用時の注意点
ポイント1
マグネット吸着で手軽に行えるワイヤレス充電


従来のワイヤレス充電は「Qi(チー)」と呼ばれる規格が用いられており、デバイスを充電パッドの上に置くだけで充電ができます。
しかし、有線でしっかりと繋いでいる場合と異なり、置く位置がずれているとうまく充電ができません。
また、充電効率も有線に比べて低く、電気エネルギーの一部が熱エネルギーとなりデバイスの温度を上昇させてしまうなどのデメリットもあります。

対してMagSafeは磁力で取り付けるという方式のため、調整しなくても最適な位置で充電ができます。
そのため、エネルギーのロスが少なくなり、バッテリー寿命低下、充電時間の増加などの問題がQiよりも小さくなります。
さらに、Qi充電では最大7.5Wまでしか充電が行えませんが、 MagSafeは、Apple純正のMagSafe充電器を使用すれば最大15Wまでの高速充電ができます。

環境にも優しいパッケージ
パッケージにはプラスチックを使用しておらず、再生可能な紙を使用しています。
また、本体の50%以上にリサイクルプラスチックを使用しているため、地球に優しいiPhoneケースです。
環境に配慮しているので、
自然環境を守ることにも繋がります。
「すこし さきの みらい」な商品

ワイヤレス充電器 マグネット 3in1 チャージャースタンド EA1205
マグネット式ワイヤレス充電に対応しているチャージスタンドです。MagSafe対応機種であればピタッとずれることなく取り付けることができます。iPhoneだけでなく、AirPodsとApple Watchもこの1台で充電できるので、Apple製品を3台持っている方は特におすすめです。堅牢なあるアルミニウムと艶やかガラスを組み合わせたオシャレな筐体はプライベート、仕事場の両方に調和します。
ポイント2
充電だけじゃない、
便利なアクセサリ多数


MagSafeを活用したアクセサリも作られています。iPhoneがより持ちやすくなるリングやグリップ、動画視聴のときに活躍するスタンドやiPhoneをカーナビとして使用するための車載スマートフォンスタンドなどがあります。
普段、財布を持ち歩かない人には、クレジットカードや免許証を収納できるカードケースなどもおススメです。
いままでのアクセサリは、両面テープなどで貼り付けるタイプが主流だったため、スマートフォン本体や保護ケースを変えたときには買い直す必要がありました。MagSafe対応のアクセサリならつけ外しは自由自在。必要ないときは、すぐ取り外しができ、使うときにはすぐに取り付けができます。

MagSafe対応アクセサリの磁力は製品によって異なります。磁力が弱いアクセサリを使用していると落下してしまう危険性も高いので、商品レビューなどを参考に磁力の強いものを選ぶと良いかもしれません。
「すこし さきの みらい」な商品

グリップスタンド コンパクト MagSafe対応 パープル
MagSafeに対応したグリップスタンドです。
iPhone操作時はグリップとして、動画視聴時は縦方向、横方向どちらにも対応できるスタンドになります。
通常の磁石の約3倍となる3500ガウスの磁力を持ち、安定してMagSafeの磁力で固定できます。

カードケース MagSafe対応 ユニバーサルポケット ブラック/ホワイト
adidas OriginalsのMagSafe対応カードケースです。スリムなデザインなので、iPhoneの厚みを気にする方におすすめです。
ポイント3
MagSafe使用時の注意点


MagSafe機能を活用するときに気を付けたいポイントは保護ケースです。
磁力によって充電や装着をしているため、MagSafe非対応の一般的な保護ケースを付けると磁力が弱くなり、MagSafeが十分に機能しなくなる場合があります。

通常はケース自体にマグネットが取り付けられた保護ケースが、MagSafe対応のケースとなります。
ですが、ケース内部にはマグネットが取り付けられていないのに、磁力を完全に遮断しないことからMagSafe対応と表記している場合がありますので、画像や説明をチェックするようにしましょう。
「すこし さきの みらい」な商品

iPhone15ケース Defender XT Clear 耐衝撃 MILスペック MagSafe ダークサイド
アメリカでの売上No.1でもあるOtteBoxブランドの高い衝撃への耐性を持つ iPhoneケースです。磁石が内蔵されているので、MagSafeでの充電やアクセサリの取り付けへの影響を抑えます。

iPhone15ケース MagSafe CLEAR クリア
人気のファッションブランドadidas OriginalsのiPhoneケースです。
磁石が内蔵されており、MagSafeでの充電やアクセサリの使用が気軽にできができ、adidasブランドのハンドグリップなどでこだわりのあるadidasコーディネートも可能です。
ポイント4.
コネクタを傷つけない

有線での充電ではケーブルを抜き差しによりコネクタ部分が消耗し、故障する可能性があります。
コネクタ部分は不良の発生しやすい部分でもあり、毎日の充電で必ず消耗していきます。
純正以外のケーブルを使っている人や充電しながらiPhoneを使用している場合はコネクタに余分に負荷がかかり、摩耗を早めてしまう可能性もあります。
MagSafeは背面マグネットを使用するため、コネクタ部分を消耗させる心配はありません。
ただ、iPhone 16では最大45Wでの充電が可能ですが、MagSafeの最大出力は純正で25W、サードパーティー品で15Wです。
充電速度に関しては有線の方が早いため、充電速度を気にする場合は有線で充電するのがおすすめです。
ポイント5.
Androidでも使える新規格「Qi2」の登場

これまでMagSafeはiPhoneユーザーだけが使える機能でした。
ですが、2023年にAndroid端末でもMagSafeと同様の機能が使えるワイヤレス充電規格Qi2(チーツー)が発表されました。
Qi2にはAppleがMagSafeの技術を提供しており最大出力15WなどMagSafeと同等のスペックがあります。
今後はQi2に対応したスマートフォンが増えていく見込みで、それに合わせて関連アクセサリも充実していくことが予想されます。

進化したワイヤレス充電Qi2の魅力とは?MagSafeとの違いを解説
2023年にワイヤレス充電の規格「Qi」の次世代規格「Qi2」が発表されました。
「Qi2」とはどのような規格なのか、従来のQiから進化したポイントやAppleのワイヤレス充電技術「MagSafe」との違いなどをご紹介します。
MagSafeは必要か?
結論、あったら便利ですが絶対に必要というわけではありません。
ゆくゆくは有線での充電を完全になくしたiPhoneが発売することもあるかもしれません。
ですが、現状では有線での充電も可能なため、無くても問題ない機能ではあります。
iPhone 16eはMagSafe非対応のため、このデバイスを使う場合は全く必要なくなります。
ただ、MagSafeは、手軽な充電やアクセサリの使用など多くのメリットがあります。
対応したデバイスとケースを使っているなら、ぜひこの機能を体感してみてください。
〔対応デバイス〕
iPhone 12 / iPhone 12 mini / iPhone 12 Pro / iPhone 12 Pro Max / iPhone 13 / iPhone 13 mini / iPhone 13 Pro / iPhone 13 Pro Max / iPhone 14 / iPhone 14 Plus / iPhone 14 Pro / iPhone 14 Pro Max / iPhone 15 / iPhone 15 Plus / iPhone 15 Pro / iPhone 15 Pro Max / iPhone 16 / iPhone 16 Plus / iPhone 16 Pro / iPhone 16 Pro Max