

デジタルイラストに挑戦しようとしたときに必要になるペンタブレット。
大きく板タブレットと液晶ペンタブレットに分類されますが、どちらを選べばいいのか迷ったことはありませんか?
そこで、板タブと液タブのメリット、デメリットについてご紹介しますので、選ぶ参考にしてみてください。
目次
- はじめに
- それぞれのメリット・デメリット
- あなたに向いているのはどっち?
- 第三の選択肢『タブレット』
- 量販店で実機を触って試してみることもおすすめ
1.はじめに
ペンタブレットの中で、液晶画面が搭載されているものを液タブ、されていないものを板タブとそれぞれ略されています。
もともとは板タブ=ペンタブという構図でしたが、液タブの登場によって現在の呼び方が定着しています。
2.それぞれのメリット・デメリット

板タブのメリット
- 導入しやすい
- 絵が見やすい
- 姿勢が楽
- すっきりした作業スペース
- 長持ちしやすい

導入しやすい
板タブの価格は5,000円~数万円と幅広くあります。
基本的な機能が揃っているものでも、1万円以下で購入できるため、導入しやすいです。

絵が見やすい
板タブではモニターに画面が表示されるため、作業している手で絵が隠れません。
イラスト全体を確認しながら作業でき、イラストのバランスが取りやすいです。

姿勢が楽
モニターを見ながらの作業になるので、手元をのぞき込むような姿勢にならず、首や肩への負担が少なくなります。
画面と目の距離がとれるため目も疲れにくく、長時間の作業でも比較的楽になります。

すっきりした作業スペース
板タブの多くはUSBケーブル1本で接続ができます。
また、サイズもコンパクトな傾向にあり、デスクを占領しません。
使わないときは、外して収納したり、持ち運んだりも簡単です。

長持ちしやすい
使用方法や管理環境にもよりますが、構造自体はシンプルなため、液タブに比べ長期間使用可能な傾向にあります。
板タブのデメリット
・慣れるのに時間がかかる
線を引く場所と表示される場所が違うため、感覚に慣れるまでに時間がかかる傾向にあります。
アナログからデジタルへの移行全般で言えることですが、紙に描くのとは感覚が異なるため、最初は違和感を感じる可能性もあります。

液タブのメリット
- 直感的に描ける
- 資料を見ながらの作業がしやすい
- 姿勢が楽
- モニターが小さくても大丈夫
- 板タブとしても使える

直感的に描ける
液タブではアナログと同様にイラストが表示されている場所に線を引いていくため、アナログに近い感覚でイラストを作成できます。

資料を見ながらの作業がしやすい
モニターが1画面しかない場合でも、作業画面は液タブに表示されるので、モニターに資料などを映した状態で作業できます。

モニターが小さくても大丈夫
液タブの場合は液タブの液晶画面を見ながらの作業になるので、パソコンの画面サイズに影響されずに作業ができます。

板タブとしても使える
液タブであってもペンタブとしても使えるので、自分に合ったスタイルが分からないときでも両方を試せます。
板タブのデメリット
・価格が高い
液タブの相場は数万円~数十万円と高コストです。
せっかく買ってもすぐに使わなくなってしまうと非常にもったいないため、慎重に検討しましょう。
・スペースが必要
作業のためのスクリーンを搭載している関係上、ある程度のサイズと重量があります。
そのため、作業台に固定しておくことを前提として、スペースが必要になります。
・体へ負担がかかりやすい
作業している手元を見ながらの作業になるため、前傾姿勢になりやすく、首や肩へ負担がかかりやすいです。
適度に休憩を入れるなどして、体をほぐしながらの作業がおすすめです。
・イラストが手で隠れる
アナログでの作業と同様に、ペンを持っている手が描いているイラストと重なるため、イラスト全体のバランスを取るのが難しくなります。

内蔵microSDカードからの再生が可能
再生機器を持ち運ばなくてもmicroSDを使用すれば音楽を楽しめます。 本体以外のバッテリー消費を抑えたい場合や通信のしにくい場所でも役立ちます。

一日中、音楽を楽しめるロングバッテリー
外でスピーカーを使う上でどれくらい充電が持つかは重要なポイントです。
このスピーカーは約3時間の充電で14時間の長時間再生ができ、待機状態なら約30日間バッテリーが持続するため、長時間の使用でも問題ありません。
しかも、リチウムイオンバッテリーを使用しているため、軽くて持ち運びも楽々。
メリット・デメリットまとめ

板タブのメリット
- 導入しやすい
- 絵が見やすい
- 姿勢が楽
- すっきりした作業スペース
- 長持ちしやすい
板タブのデメリット
- 慣れるのに時間がかかる

液タブのメリット
- 直感的に描ける
- 資料を見ながらの作業がしやすい
- モニターが小さくても大丈夫
- 板タブとしても使える
液タブのデメリット
- 価格が高い
- スペースが必要
- 体へ負担がかかりやすい
- イラストが手で隠れる
3.あなたに向いているのはどっち?
板タブ向きな人

・体をいたわりながら作業したい
・コストを抑えて手軽にやってみたい
・あまりスペースを取られたくない
液タブ向きな人

・本格的に絵に取り組む
・アナログに近い感覚で描きたい
・作業スペースに余裕がある
4.第三の選択肢『タブレット』
近年は、第三の選択肢として、スマートフォンやタブレット端末で描く人も増えています。

タブレットの特徴
- タブレットとペンだけで描ける
- 持ち運びしやすい
- アナログに近い感覚で描ける
- イラストを描く以外の使い道も
- 作業時のデメリットは液タブに近い

タブレットとペンだけで描ける
タブレットと対応したスタイラスペンさえあれば作業ができます。
ペンタブレットはパソコンへの接続が必要なため、パソコンを持っていない場合はさらにおすすめです。

持ち運びしやすい
タブレット自体が持ち運びを想定されていますので、当然、持ち運びも簡単です。

アナログに近い感覚で描ける
スタイルとしては液タブに近い形で作業できます。
アナログで作業するように、線を引いた場所に反映されるので、直感的にイラストを製作できます。

イラストを描く以外の使い道も
タブレットはイラスト製作以外にも、SNSを見たり、ゲームをしたりと複数の用途があります。
もし、イラストを描かなくなっても完全に無駄になることはありません。

作業時のデメリットは液タブに近い
タブレットは液タブと比べてコンパクトでスペースは取らないものの、作業時に手でイラストが隠れます。
また、画面をのぞき込むような姿勢になり疲れやすいなど、液タブに近いデメリットがあります。
5.家電量販店で実機を触って試してみることもおすすめ
板タブ、液タブ、タブレットなど、どのスタイルが一番かというと、最終的には個人の好みになります。
家電量販店などでは、実機が展示されている店舗などもありますので、実際に試してみるのがおすすめです。
おすすめの板タブレット

ペンタブ 本体 板タブ ペンタブレット Win MacOS対応 Linux OS Android Adobe USB-C フイオン HUION Inspiroy RTE-100-K
持ち運びのしやすいコンパクトデザインながら、必要な機能を搭載
詳細はこちらおすすめの液晶タブレット

液タブ 液晶タブレット 絵描き イラスト 高性能 薄型 Win MacOS対応 Android USB-C Adobe HUION Kamvas 13+K20 GS1331-K
高性能な液晶タブレットと作業を効率化する左手デバイスのセット
詳細はこちら