

海水浴やプール、急な雨やお風呂など、日常のさまざまなシーンで防水性能は重要です。
スマートフォンやイヤホンには「IP68」などの防塵・防水規格が表示されていますが、実際にどのくらい水に強いのか分かりにくいと感じたことはありませんか?
特に屋外や水回りで使用する場合、
「雨に濡れても大丈夫?」
「水に落としても使える?」
といった疑問を持つ方も多いでしょう。
この記事では、IP68を中心に、防塵・防水(IP)規格の違いや防水レベルの目安、用途に合った選び方を分かりやすく解説します
目次
- 『IP』とは
- 防塵・防水の見方
- 防水はどのくらい?(よくある質問)
- 用途別おすすめ防水・防塵レベル
- まとめ

『IP』とは
IPとは「International Protection」の略で、機器の水や塵に対する保護性能を示す国際規格です。
「IP68」のように表記され、
左の数字が防塵性能、右の数字が防水性能のレベルを表しています。
なお、イヤホンなどでは防塵試験が省略され「IPX4」のように表記されることがあります。
この「X」は未試験を意味しており、防塵性能がないわけではありません。

防塵・防水の見方
防塵性能について

塵や砂などの固形物が侵入するのを、どの程度防ぐのかを表した指標になります。
特に、屋外での使用を想定している場合には、砂などが侵入する可能性があり、精密機器を故障から守るうえでも重要なポイントになります。
| 等級 | 保護の目安 |
|---|---|
| IP0 | 保護されていない |
| IP1 | こぶし位の大きな異物を防ぐ |
| IP2 | 指先程度の異物を防ぐ |
| IP3 | 細いワイヤーなどのより小さな異物の侵入を防ぐ |
| IP4 | 砂や小さな異物を防ぐ |
| IP5 | ほとんどのホコリを防ぐ(屋外使用の目安) |
| IP6 | 完全防塵(粉塵も防ぐ) |

防水性能について

水の浸入をどの程度防ぐのかを表した指標になります。精密機械の一番の敵といえば水ですので、 商品を選ぶ際に大切なポイントです。
| 等級 | 保護の目安 |
|---|---|
| IPX0 | 保護されていない |
| IPX1 | 水滴OK |
| IPX2 | 斜めの水滴OK |
| IPX3 | 小雨OK |
| IPX4 | 雨・水しぶきOK |
| IPX5 | シャワーOK |
| IPX6 | 強い水流OK |
| IPX7 | 水没OK(約30分) |
| IPX8 | 水中使用OK(条件あり) |
※IP等級は国際規格(IEC60529)および日本工業規格(JIS C 0920)に基づいています。

💡 防水はどのくらい?(Q&A)
防水レベルごとの目安を、よくある疑問形式で解説します。
ジムで使うならどのくらい?
IPX4以上が目安です。
屋外で使う場合は?
IPX5以上がおすすめです。雨や強い水しぶきにも対応できます。
水辺やプールでは?
IPX7以上が必要です。水に落とした場合でも一定時間耐えられます。
iPhoneは水中で使える?
IP68対応でも水中での使用は推奨されておらず、水濡れへの対策レベルと考えるのが安全です。
撥水・防水・耐水の違いは?
素材・性能の違いです
- 撥水:水を弾く(表面でしみ込みにくい)
- 防水:水の侵入を防ぐ
- 耐水:一定の水に耐える
IP規格はこれらを直接示すものではありませんが、おおよそ以下のように段階的に強くなります。
- IPX1〜2:水滴レベル(撥水に近い感覚)
- IPX3〜4:雨・水しぶき(簡易防水)
- IPX5以上:強い水流(高い防水性能)
※撥水加工がされていても、防水性能が高いとは限らない点に注意が必要です。
✅IP68はどのくらい?
IP68は完全防塵かつ水中でも使用できる高い防水性能です。
ただし重要な注意点があります
- 水深・使用時間は製品ごとに異なる
- 完全防水ではない
- 海水・温水は試験対象外
特に注意
お風呂・サウナなど高温環境はNG
- パッキンの劣化温度差による結露湯気は防水試験対象外
- 温度差による結露
- 湯気は防水試験対象外
※防水=お風呂OKではない点に注意が必要です。
iPhoneの防水性能
iPhone XS以降はIP68対応です。
水深6m・30分などの耐水性能は試験環境での値であり、実際の使用では保証されません。
※水濡れへの保険と考えるのが安全です。
(機種によって防水深度は異なりますので、詳しくはApple公式ページをご覧ください。)
用途別おすすめ防水・防塵レベル
日常使い(通勤・ジム)

汗や雨に対応できるIPX4以上がおすすめです。
軽い水しぶき程度であれば問題なく使用でき、日常使いに十分な防水性能です。
urbanista〔アーバニスタ〕
ワイヤレスイヤホン SANTA MONICA
最先端のアダプティブノイズキャンセリング技術を搭載したインナーイヤー型ワイヤレスイヤホン。ジムなどの汗をかく場面で使いたい方におすすめ
サンタモニカをみる屋外(雨・水しぶき)

雨や強い水しぶきに対応するため、IPX5以上が目安です。
屋外では水の量が増えるため、日常よりも一段高い防水性能が必要になります。
水辺・アウトドア

キャンプにも、ビーチにも持っていきたいなら、水に落とす可能性があるのでIPX7以上が目安です。
水中に一時的に沈んでも耐えられる防水性能が必要になります。
また水辺や砂が多い環境では、防塵性能も含めたIP67以上が安心です。
防水・防塵(高耐水仕様)アクセサリー

水中・過酷環境に対応するなら防水・防塵ともに最高レベルのIP68のスマホアクセサリが安心。

まとめ
防塵・防水性能は「使う環境」によって選ぶのがポイントです。
日常 → IPX4以上
屋外 → IPX5〜6
水辺 → IPX7以上
高い防水性能 → IP68(条件付き防水)
正しく理解して選べば、デバイスを故障から守ることができます。
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